農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

情報提供システム米販売開始
《日本穀物検定協会》

 (財)日本穀物検定協会が進めている「米の情報提供システム」の対象製品が、このほど販売される運びとなった。
 米の情報提供システムは、米販売業者との契約に基づき、その販売業者が製造販売する袋詰精米等の原料の“食味”“銘柄表示”“安全性”について、協会が理化学分析などを行った結果を確認情報として、販売する精米袋に添付する『情報提供マーク』および付帯する『二次元コード』によって消費者に提供するシステム。
 情報システム構築後初めての対象製品は、【ノーブレンド純米こしひかり2Kg・5Kg・10Kg〈(有)世古口商店製造〉】、【美杉清流米こしひかり2Kg・5Kg〈(株)パールライス三重製造〉】、【伊賀米こしひかり郷の詩2Kg・5Kg・10Kg〈(株)パールライス三重製造〉】、【栃木県産湯津上コシヒカリ〈栃木県中央食料(株)製造〉】の4銘柄。いずれも食味、銘柄表示、残留農薬やカドミウムなどを測定した安全性等についての情報を提供するとともに、販売予定店などを明示している。情報提供システムは、17年度から本格的な活用が始まる。

(2005.4.1)



社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。