農業協同組合新聞 JACOM
   
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技術開発振興を支援 今年も9大学に研究助成
《サタケ技術振興財団》

 (財)サタケ技術振興財団(佐竹利子理事長)では、高度な技術開発を振興し、創造性豊かな人材を育成することを目的に、毎年、理工・生物生産系の研究分野における研究者に研究助成金並びに、県内で学ぶ留学生に対して奨学金を支給している。
 本年度も広島県内の大学を中心に、9大学17名の大学研究者に研究助成金を、また県内の大学より推薦を受けた3名の留学生に対して奨学金をそれぞれ支給した。
 研究助成金の支給大学は、広島大学・広島県立大学・広島市立大学・広島工業大学・広島国際学院大学・福山大学・近畿大学工学部・琉球大学・東京大学の9大学。
 (財)サタケ技術振興財団は、1984年3月に設立され、今年は22期目に当たる。累計で223名の大学研究者並びに、56名の海外留学生に対して1億7500万円の研究助成を実施してきている。
 また、本年1月には沖縄県石垣市に地域振興や植物学の発展に貢献することを目的「佐竹利彦椰子記念館」を開設した。
 同財団は、今後とも財団の目的である技術開発の振興及び、人材育成の支援並びに、植物学研究などの奨励を積極的に行っていく考えだ。
(2005.5.26)


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