アジア最大、世界でも有数の食の総合展として知られる「FOOMA JAPAN 2005(国際食品工業展)」が、(社)日本食品機械工業会の主催で6月7日(10日まで)、東京ビッグサイト東ホールで盛大に開催された。
28回目の開催となる今回は、<食の祭典・技術の結集>をテーマに、590社が2533ブースで、食品製造・加工機械、装置をはじめ、原料処理、包装、環境分野まで、幅広い内容で展示、紹介。
また併催行事として「アカデミックプラザ」「プレゼンテーションセミナー」食品リサイクルに関するセミナーと寸劇、阿川佐和子さん、浅田美代子さんのトークショ−、「SQFシンポジウム」や「フォーラム2005」、「美味技術研究会シンポジウム」など、多彩な催しが行われた。
穀類調製加工機器の最大手メーカー、(株)サタケは「食と安全・安心・美味しい・健康」をテーマに出展、「高機能性米製造システム」、豆類などの色彩選別機「フルカラーベルトソーター」、「DNA品種判定装置」、新開発のGABAと不足がちな栄養素が入った「機能性マジックライス」などが注目された。
包装関連機器の大手メーカー、ニューロング(株)は、生分解性プラスチック芯を使った業界初の扇折結束機「FT−40ファントップ」を展示し関心を集めた。
シャッター業界の大手、文化シヤッター(株)は、食品工場、精米工場などでも広く使われている、高速シートシャッター「エア・キーパー大間迅」や、独自の巻取り機構と制御方式の「超高速アルミシャッターHSR」などを展示・実演した。
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高機能性米製造装置
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注目の環境対応結束機 |
エアキーパー大間迅の実演も |
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