「金芽米」は、新しく開発された精米法である「均圧精米法」により、美味しさと高栄養を両立させた新しいカテゴリーの米で、全国統一ブランドとして、今秋より各生協や量販店を通じての本格販売が予定されている。
そうした中、今秋からの全国的な「金芽米」の本格発売に先駆け、東都生活協同組合が「金芽米」の販売を開始した。同生協は、昨年6月に行った試験販売で組合員から高い評価を得たことを受け、当時よりもさらに品質が向上した「金芽米」を、アイテム数も増やして発売することになったもの。
アイテムは「長野コシヒカリ2kg、同5kg」、「長野あきたこまち2kg、同5kg」、「宮城ひとめぼれ2kg」、「岩手ひとめぼれ5kg」の4品種6アイテムの品揃えで、価格も5kg1995円から2310円(税込み)と、求めやすい価格でスタートした。
パッケージデザインも昨年の試験販売時のものから、本格的な金芽米の統一パッケージデザインに一新した。一目で金芽米と分かるデザインや、品種ごとに色調を変えるなど、生協組合員に分かりやすくPRすることで、予想を上回る数量を販売し、上々のスタートを切った。
一方、同時に発売を開始した首都圏コープ事業連合(9生協)では、「庄内はえぬき5kg」(1980円税込)1アイテムでスタート。
毎月発行される商品紹介カタログ「グリーンプラザパル7月号」で「おいしさと、栄養を両立させた”これからのお米”『金芽米』誕生」と一面に大きく取り上げ、組合員にPRしたところ、同連合会が当初予想していた数量の1.5倍近くを販売した。
両生協とも、予想以上の好調なすべり出しで、9月には他の生協での取り扱いも決定しており、新米シーズンには、量販店も含めいよいよ「金芽米」の販売が本格化する。
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