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無洗米が出来るまでの説明を聞く児童たち |
株式会社サタケでは、8月18日、広島本社において第1回「お米の学校」を開催した。「お米の学校」は、小中学生や一般(高校生以上)を対象としたお米の学習・見学会で、お米の学習や精米体験などを通じてお米に対する理解を深めてもらうと共に、食育支援の一つとして取り組むもので、第一回目は広島県東広島市立寺西小学校の児童ら19名が参加した。
学習内容としては、
1,学習「お米の学校」:第1章・お米の誕生(栽培から収穫)、第2章・籾からご飯になるまで、第3章・お米の豆知識(お米の顕微鏡写真、無洗米、DNA分析、お米の栄養など)を学習。
2,体験実習:1・籾、玄米、白米、無洗米、糠のサンプル観察、2・簡易籾摺り、精米体験、3・炊飯によるご飯の試食。
3,施設見学:1・世界の穀物展示、2・多用途搬送システム設備(最新精米設備)、3・DNA解析室(DNA解析の手順解説)、4・サタケ歴史館(精米機の歴史学習)、5・ショールーム(乾燥機、無洗米装置など穀物加工機器)などを実施した。
「お米の学校」に参加した児童たちは、学校で稲作の学習や田植え実習などは経験していたが、収穫後の籾の乾燥、籾摺り、精米などは初体験、初見聞という児童がほとんどで、ご飯になるまでに、多くの工程と様々な機械があることに、自然な驚きと興味を持ったようだった。
引率の先生方も「稲を刈り取ってから食卓に並ぶまでのお米の様子が良く解った。もっと多くの子供たちに学ばせたい」と感想を語っていた。
「お米の学校」は、9月から定期的に実施される。
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