農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

千葉県のRCでマジックソーター初導入
《農事組合法人みらい》

農事組合法人みらいRC外観
農事組合法人みらいRC外観

 千葉県佐原市の農事組合法人みらい(小林修司代表理事)は本年5月、米麦の品質向上と安定供給をはかるため、サタケの高性能色彩選別機「マジックソーター」を導入し、ライスセンター(RC)を竣工させた。「マジックソーター」導入の(RC)は千葉県下で初。6月には麦を、8月中旬からは米の乾燥調製を行っている。
 このRCの処理能力は、面積換算で水稲50ha、麦40ha、大豆40haで、麦が6月〜7月、米が8月〜10月、大豆が11月下旬〜12月末という、ほぼ連続した期間に収穫・乾燥調製作業が行われる。
 主力の米は「ふさおとめ」、「あきたこまち」、「コシヒカリ」で、全量をJA佐原市に出荷している。
 ◎RC設備概要
 荷受設備:ホッパ(4t対応)+粗選機(10t/h)。
 乾燥設備:米麦乾燥機(60石×2)、大豆乾燥機(60石×2)、調整タンク(4t×2)。
 籾摺設備:調整タンク(2t)+籾摺機(5インチ×2)、粒選別機(1.8t/h×2)+フレコン用台秤(1.5t)。
 選別設備:色選タンク(3t)+色彩選別機(3.6t/h)。
 計量設備:計量タンク(6t)+フレコン・個袋兼用スケールなど。

(2005.9.1)


社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。