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丸山氏と佐竹利子代表(右) |
10月19日に開催された、平成17年度中国地方発明表彰式で、(株)サタケの社員、丸山秀春さん(当時、同社技術部、現:知的財産室法務部次長)が「もみすり機の1本レバー操作装置」の発明で、特別賞の最高位である文部科学大臣発明奨励賞を受賞した。また併せて同発明の実施化に尽力したことで、同社、佐竹利子代表に実施功績賞が贈られた。
この表彰は、(社)発明協会が主催するもので、地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に大正10年に創設された。全国を8ブロックに分け、各地方において優秀な発明・考案・意匠を完成した者、発明等の実施に尽力した者、発明等の指導・奨励・育成に貢献した者の功績を称え、表彰するもの。
今回の「もみすり機の1本レバー操作装置」の発明は、揺動選別籾摺機において、1本のレバー操作で簡単に運転・停止させることができる技術。この技術はサタケの農家用揺動式籾摺機「グルメマスター(GPS)」、「ネオライスマスター(NPS)」に採用され、誰でも簡単・確実に操作できる籾摺機として、30万台以上の販売実績を誇るヒット商品となった。
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