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アグリビジネス業界ニュース |
第3回『農薬ゼミ』 北野さん西海道へ 《農薬工業会》 |
この『農薬ゼミ』は、昨年4月(サンケイプラザホール)、11月(ヤクルトホール)開催に続く3回目。初の地方開催となったもので、特にJA全農ふくれんが後押しした。 塾長の北野大さん(工学博士・淑徳大学教授)は、「私たちは、分からないから不安になることがあります。農薬も同じで、分からないではなくきちっと理解していくことから始めていってほしい」と『農薬ゼミ』の主旨を説明。総合司会を雲野右子さんがつとめた。
第2部では、「農薬の安全性」で真板敬三さん(農学博士・(財)残留農薬研究所理事)が講師となって、主に農薬安全性試験の目的および残留農薬基準などについて詳しく学んでいった。生産者として、同じくJA全農ふくれん「なす副部会長」の龍繁樹さんが登壇し、なす栽培の1年を語った。 久保田さん、龍さんとも食の安全・安心が問われている中で、農薬使用基準の遵守はもちろんのこと、トレーサビリティをしっかり行い「消費者に安全・安心な農産物を自信をもって提供していけるよう頑張っていきたい」としている。
第3回『農薬ゼミ』。地方での開催に意義があったのではないか。北野さんは、「農薬について科学的に理解していただき、自分で判断して食の安全・安心をみつめていってほしい」とまとめた。今後の開催予定としては、仙台市が候補としてあがっている。 【山口利隆農薬工業会副会長の談話】 東京以外ではじめての開催となったが、大きな成果を収めることができたと思う。特に女性の参加者が多く、食の安全に対する関心の高さを伺うことができた。今後については、基本的に継続していきたいが、詳細についてはアンケート調査結果などを考慮し詰めていきたい。 |
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(2005.2.21) |
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