農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

会員登録者数も増加傾向  業界初のシステムを提案
《三共アグロ》

 三共アグロ(株)(窪田隆一社長、本社:東京都文京区)は、2月に入って『栽培履歴管理システム“かすが日誌”』の実証試験を開始している。本格稼働は3月に入ってからになるが、会員登録者数も増加しつつあり、確かな手応えを得ているようだ。
 昨今、食の安心に対する消費者の関心はかつてないほどに高まっており、農業現場でもトレーサビリティシステムの導入の一環として栽培履歴の記帳・提出が求められている。一方、生産者は使用する農薬の登録チェックなど煩雑な作業をともなうために栽培履歴記帳の普及に大きな障害となっていた。
 三共アグロ(株)では、「生産者の視点に立った価値ある製品とサービスの提供」を経営理念としている。従来、紙ベースで行われることが多かった栽培履歴記帳作業を、同社の会員制ホームページ上で行うシステムは業界初のもの。

 【三共アグロ(株) 営業推進部の話】 農水省をはじめ関係機関における反応は、弊社の主旨に大いに賛同され大変有意義なアドバイスなどもいただいております。また、会員登録者数も増加しつづけており、継続的な普及活動を行っていくことが農薬業界全体の信頼性確保と食の安全・安心にもつながっていくものと考えます。

(2005.2.21)


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