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アグリビジネス業界ニュース |
虹の女神 ジャーマンアイリス 《サカタのタネ》 |
アイリスの神話は有名な話だ。美しい娘イリスは女神ヘラに仕えていたが、ヘラの夫であるゼウスに言い寄られるものの、これが嫌で嫌で仕方がない。ヘラはイリスの気持ちを推し量り、彼女に七色に輝く首飾りと天かける翼を与え、神酒をふりかけて彼女を「虹の女神」にする。そのお酒が地上にこぼれ落ちアイリスの花となったというお話。ゼウスのいたずらが、大きな夢を創造した。 ヨーロッパでは古くから虹の花として広く親しまれてきたジャーマンアイリスだが、もともとはゲルマニカ、いわゆるドイツアヤメに由来しているという。ジャーマンアイリスは、イギリスの植物学者ウィリアムR.ダイクスの貢献が大きく、アイリス賞の中でもっとも名誉ある「ダイクスメダル」(DM賞)として威厳を保っている。 ヒゲが多細胞からなるタイプのエウポゴンに分類されるジャーマンアイリスの種類は全6種類。一般的に販売されている品種はトール・ベアデッド(TB)で、草丈が高く、花も大輪で見応えは抜群だ。改めて、「虹の女神」とされるジャーマンアイリスだが、高温多湿を嫌うことからも、その育成には十分配慮していきたい。 『園芸通信』への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945−8824まで。 |
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(2005.5.10) |
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