農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

甘みさわやか『ゴールドラッシュ』 JA宮崎経済連もキャンペーンに一役
《サカタのタネ》

(C)サカタのタネ『ゴールドラッシュ』(左)とイメージキャラクターの『ゴールドキッド』(右)
©サカタのタネ『ゴールドラッシュ』(左)と
イメージキャラクターの『ゴールドキッド』(右)
 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)が開発したスイートコーンの新品種『ゴールドラッシュ』の試食キャンペーンが5月20日、東京都大田区の大田市場内・東京青果で行われ、産地の1つJA宮崎経済連もキャンペーンに一役かった。
 『ゴールドラッシュ』は粒皮が極めて柔らかく、皮の残りが少なく後味がすっきりし、さわやかな甘みに特徴がある。また、発芽および低温伸長に優れ、収穫も早くでき、サイズも大きく収量が安定していることから栽培しやすさに魅力がある。
 現在、『ゴールドラッシュ』の導入は宮崎県のほか、山梨県、千葉県で進んでおり、宮崎県産(4月下旬〜5月下旬)、山梨県産(6月上旬〜6月下旬)、千葉県産(6月中旬〜7月上旬)が順次、市場に出回る。
 当日、入荷されたのは宮崎県・JA尾鈴管内で収穫された『ゴールドラッシュ』。「今年は少し冷え込みもあったが、生育も順調で甘みもしっかりしている。主力品種の『味来』とともに『ゴールドラッシュ』の成長に期待している」(JA宮崎経済連東京営業所)という。
 JA宮崎経済連管内のスイートコーンの栽培面積は194ha余り。そのうち、『味来』が約80%と独壇場にあるが、約10%の『ゴールドラッシュ』も昨年からの導入ということを見れば健闘していると思える。
 ちなみに、栽培はJA尾鈴をはじめ、JAはまゆう、JA宮崎中央、JA西都などの各管内となっているが、10haを栽培するJA尾鈴が目立つ。そのJA尾鈴は本年2月、スイートコーンでは県内初の認定産地となっている。
市場関係者から「本当に甘い」の声が JA宮崎経済連の皆さん
市場関係者から「本当に甘い」の声が JA宮崎経済連の皆さん
(2005.5.23)


社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。