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アグリビジネス業界ニュース |
青森に無人ヘリ新会社を設立 社名は「北東北スカイテック」 《協友アグリ・ヤマハスカイテック・秋田スカイテック》 |
協友アグリ(株)(淺山哲夫社長、本社:神奈川県川崎市)、ヤマハスカイテック(株)(滝澤和彦社長、本社:静岡県磐田市)、秋田スカイテック(株)(池田晃司社長、本社:秋田県由利本荘市)の3社は6月1日、新会社「北東北スカイテック(株)」を設立した。 新会社設立は、ヤマハスカイテック(株)と青森スカイテック(株)との契約が終了したことに伴うもの。今後は、ヤマハスカイテック(株)の特約店として産業用無人ヘリの販売はもとより、メンテナンス、教習、散布などを通じ、防除の担い手不足など時代のニーズに対応していく。 社長には、秋田スカイテック(株)の池田晃司社長が就任した。事務所は、青森県弘前市に置かれている。同県の無人ヘリによる散布面積は、約2万5000haと見られる。6月から本格的な防除に入っていくことから、現場のニーズに迅速に対応していくために、3社による急きょの立ち上げとなった。 無人ヘリの現況を見ると、主要6機種、2005機(対前年比106.3%)となり、全国43道府県の66万3000ha(うち水稲56万6629ha、同118%)で活用されている。また、オペレーターは全都道府県で1万719名(同112%)に達している((社)農林水産航空協会調べ・2005年3月末現在)。2004年度に、防除面積の比率は有人ヘリから無人ヘリに逆転した。 協友アグリ(株)の前身である八洲化学工業(株)は、昭和13年に現在の本社のある川崎の地に設立され、以来60年以上にわたり農薬の製造販売に携わってきた。空中散布では老舗。平成8年には70有余年の歴史をもつ三笠化学工業(株)と合併し、平成16年11月には住化武田農薬(株)の系統事業を引継ぎ設立された。 同社は、IPM(総合的病害虫管理)や受託防除など生産者のニーズや時代の流れに沿った分野の取り組みを強化しており、今回の新会社設立はその一環。 |
(2005.6.10) |
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