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アグリビジネス業界ニュース

ライナース氏が新会長に 知的所有権等が重要課題
《BASF》

ハンス・ライナース氏

 BASF(ドイツ:ルートヴィッヒスハーフェン)農業製品部門プレジデントのハンス・ライナース氏はこのほど、クロップサイエンス業界を代表する世界的団体、「クロップライフ・インターナショナル」(本部:ブリュッセル)の会長に就任した。42歳。(写真)
 同氏はクロップライフ・インターナショナルの副会長を2年間務めた後、前会長であるシンジェンタ社CEO(最高経営責任者)のマイケル・プラグネル氏の後任として会長職を引き継ぐもの。任期は2年。
 クロップサイエンス業界は、医薬業界に次いで研究開発投資額が大きい業界だ。ライナース氏は、「クロップサイエンスでの技術革新は優れた作物保護の手法と植物バイオテクノロジー製品を生み、結果として農業の生産性向上、より良い食物・環境をもたらしている」と語り、知的所有権とデータ保護は技術革新を進める上で重要な課題だとしている。

(2005.6.21)


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