| クミアイ化学工業（株）（望月信彦社長、本社：東京都台東区）は６月22日、『平成17年10月期中間決算短信（連結）』を公表した。
それによると、グループ中間連結の売上高は259億3300万円（前年同期比4.8％減）、営業利益17億1400万円（同14.6％減)、経常利益17億5100万円（同19.6％減）、中間純利益９億9100万円（同20.1％減）となった。在庫調整の進展を反映した中間決算となった。
国内販売において、水稲除草剤分野では、新規剤の「テラガード剤」、「テロス剤」がそれぞれ計画を上回ったほか、「トップガン剤」、「スマート剤」も顕著に推移したが、「パットフル剤」、「ジョイスター剤」などがやや減少した。
水稲用箱処理剤分野では、「フルサポート箱粒剤」、「ブイゲットアドマイヤー粒剤」は伸長したが、その他の箱処理剤は減少した。
水稲用種子消毒剤分野では、「テクリードＣフロアブル」と、「エコホープドライ」を加えた「エコホープ剤」で、顕著な動きが見られた。
海外販売においては、直播水稲用除草剤「ノミニー」、棉用除草剤「ステイプル」はやや減少したが、園芸用殺菌剤「ＫＩＦ−230（混合剤名：バルボン、ビンケアなど）」、園芸用殺菌剤「フルピカ」、水稲用除草剤「サターン」がやや増加した。
連結の期末見通しは、売上高401億円、経常利益５億円、当期純利益２億2000万円を予想している。期末配当は、１株当たり３円を予定。
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