農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

売上高約1444億円に 農薬は国内外とも伸長
《日本曹達》

 日本曹達(株)(井上克信社長、本社:東京都千代田区)では、競争激化による製品価格の下落や原燃料価格の高止まりなどもあり厳しい事業環境におかれたが、海外の販売拠点を整備するとともに事業買収を通じて製品ラインナップの充実をはかるいっぽう、生産コストの低減・経費削減に取り組んできた。
 これらの結果『平成17年3月期決算短信(連結)』は、売上高1443億7200万円(前期比91億700万円増)、経常利益54億8100万円(同9億8200万円増)、当期純利益19億3200万円(同7億8200万円増)となった。年間配当金は、1株につき5円。
 〈農業化学品部門〉国内販売は、殺菌剤「トップジンM」・「トリフミン」などが減少したが、殺虫剤「モスピラン」・「コテツ」などが伸長したことに加え、事業買収にともない殺菌剤「ベフラン」・「ベルクート」および工業用殺菌剤が当期から新たに売上に寄与したことにより、前期を上回った。
 また、海外販売も「モスピラン」、除草剤「ナブ」などが伸長し、前期を上回っている。
平成17年3月期連結決算

平成17年3月期単独決算

(2005.7.4)


社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。