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アグリビジネス業界ニュース |
知識ではなく知恵を生かそう 雑草生態・除草剤試験で研修 《日植調・中央農研》 |
除草剤の使用にあたっては使用基準の遵守が義務づけられ、使用者には適正な使用が要求されている。いっぽう、関係機関においては公的な除草剤試験は新除草剤の使用方法を検討するだけでなく、その使用基準を作成する目的もあり、極めて厳正な取組みが要求されている。 研修会は、雑草や除草剤の適切な扱い方や除草剤の使用基準作成のための効果・薬害の評価方法を習得することを目的とし、雑草の生態、除草剤の特性や使用方法、具体的な試験方法などについて総合的に学んでいくもの。 開会にあたり日植調の小林会長は、除草剤をめぐる情勢について共通認識をもつことが重要としたうえで、「知識を役立たせるには知恵が必要であり、除草剤を適切に扱う知恵とかノウハウを確実に習得し、現場で活用していってほしい」と参加者を激励した。研修会は、一昨年に続く2回目の開催で、約120名が参加した。 研修では農薬取締制度・登録までの流れ、除草剤の分類と作用性、SU(スルホニルウレア)抵抗性雑草の発生動向、大豆作における生育期茎葉処理剤についてなど現在直面している話題が提供されたほか、中央農研の雑草見本園(約100草種を揃える)において雑草の見分け方などを学んだ。
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(2005.8.31) |
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