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アンドリュー・リバリス氏 |
ダウ・ケミカル社(本社:米国ミシガン州)は9月22日、アンドリュー・リバリス社長兼CEOが、世界の100を超える国・地域に約2億を超える口座をもつグローバル金融機関である米国シティグループ社の取締役に選出されたと発表した。
シティグループの取締役会は17名で構成され、同社およびニューヨーク証券取引所の規定にもとづき、75パーセント以上が独立取締役によって占められている。
リバリスCEO(最高経営責任者)は、1976年、ダウ・ケミカル・オーストラリアに入社。2000年ダウ・ケミカル本社機能化学品事業部副社長就任、2003年ダウ・ケミカルCOO(最高執行責任者)などを経て、2004年2月に同社の取締役、同年11月に社長兼CEOに就任した。オーストラリア、ダーウィン出身。クィーンズ大学化学工学科卒。51歳。
リバリス氏の選任で、シティグループCEOのチャールス・プリンス氏は、「リバリス氏のアジアに関する豊富な経験と知識が、我々が今後アジアや他の地域で成長を目指すために、極めて貴重な貢献を果たすだろう」と述べている。
また、同社のサンフォード・ワイル会長は、「リバリス氏は明確なビジョンを備えたリーダーであり、我々は同氏の戦略能力と実体験から多くを学べる」と期待のコメントしている。 |