農業協同組合新聞 JACOM
   
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売上高が過去最高に −第3四半期増収増益
《ダウ》

 ダウ・ケミカル社(アンドリュー・リバリス社長兼CEO、本社:米国ミシガン州)の2005年第3四半期の売上高が前年同期比12%増の113億ドルと、過去最高を記録した。純利益は、30%増の8億100万ドル。1株利益も前年同期比を26%上回る0.82ドルを達成している。
 販売価格は、すべての地域およびほぼ全事業部門で上昇した結果、前年比で12%是正されている。販売数量は、2度のハリケーンの影響にもかかわらず、極めて好調であった2004年第3四半期比で安定した推移を示した。
 ダウの原材料および燃料コストは、前年を8億5000万ドル上回った。11期連続して前年比収益を上回る一方、負債をさらに5億ドル削減することで対資本純負債額比率は32%へ低下している。
 今後の見通しについて、ジェフリー・マーツァイ本社執行副社長兼CFOは「化学品需給の逼迫が続くだろう。原材料と燃料コストの高値変動が収まるとは思っていない。引き続き規律ある財務および収益管理に徹底して臨み、業績の改善を第4四半期、2006年とも達成できることを期待している」と語っている。

(2005.11.7)


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