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アグリビジネス業界ニュース |
アジア太平洋地域最大の市場 農薬で7つの有効成分を投入 《バイエル》 |
バイエルグループ(ドイツ・レバークーゼン)のヴェルナー・ヴェニング社長は、このほど都内で記者会見を行い『日本のバイエルグループの2005年第3四半期業績』が順調に推移していると語るとともに、日本市場の重要性を改めて強調した。 同社は、2008年までに1億3000万ユーロを日本に投資する予定。 2005年1−9月期の日本のバイエルグループの売上高は、前年同期比7.8%増の1490億円と伸長している。日本市場は米国、ドイツに次ぐ第3位の市場となっている。この周辺について、ヴェルナー社長は「日本でいっそうプレゼンスを拡大し、市場成長を上回る発展を成就する」と、固い決意を強調した。 この中で、農薬関連事業グループ(バイエル クロップサイエンス(株))の売上高は、複数の製品の売却などにより260億円にとどまったものの、コスト管理の強化などによって純利益をのばしている。 同社は新規剤の市場投入を加速させることで、日本における主導的地位をいっそう強化していくが、それらは今後5年間で7つの有効成分を上市することに象徴され、特に殺虫成分の「スピノメシフェン」、殺菌成分の「フルオピコリド」などが期待されている。 なお、今後のM&A(企業の合併・買収)について、ヴェルナー社長は「農薬事業は世界1位に躍進しており、独禁法の絡みもあり容易にM&Aによる事業拡大をする状況にはない」との考えを示した。
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(2005.12.12) |
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