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アグリビジネス業界ニュース |
葉面散布の液状複合肥料 「グリーンビューターA」を発売 《シナジー(株)》 |
◎グリーンビューターAの効力。 液状複合肥料「グリーンビューターA」を用いると、アミノ酸の働きで作物が元気になり、根、葉、実の発育成長が大幅に促進する。また栽培期間が短縮され、増産につながる。作物の食味、糖度が上昇し、茎も充実し根張りも良くなる。花や実、葉の色つやが良くなり、品質が向上する。さらに、作物自体の栄養価が高くなり、異常低温、日照不足、連作障害などによる作物のダメージを補い、圃場の衰弱を助ける。また徒長を防ぎ、倒伏発生を抑えるなど優れた効果を発揮する。 ◎グリーンビューターAの散布使用方法 グリーンビューターA1リットル入りの容器を3〜4回よく振ってから約200ミリリットルを200リットルの水と攪拌し、1000倍液を作り散布するが、散布は早朝もしくは夕方の涼しい時間帯が適している(育苗・定植前3〜5日に1回、定植後成長期7〜10日に1回)。 散布は葉面でも効果はあるが、葉の裏側に散布するとより高い効果が得られる。また散布は出来るだけ霧状にした方が、葉面からの吸収も良く、また作物に与えるダメージが少ない。その際、葉面だけでなく、根回りを充分に湿らせると効果がアップする。定植前に苗根を24時間程度1000倍液に漬けると、活着度も向上する。 ◎使用上の注意点 開花直前と、蕾が出てから結実中期までは使用しないこと(その場合は根元の周りを7〜10日に1回湿らせる)。石灰硫黄合材と混用すると、わずかに有毒ガスが発生することがある。農薬を混ぜる場合、グリーンビューターAを500〜1000倍にうすめてから農薬を加える。また、保管管理は冷暗所が望ましい。 適用作物は、ニンジンなどの根菜類、白菜などの葉菜類、イチゴなどの果菜類、蜜柑などの果樹から水稲まで、と幅広いが、「グリーンビューターA」は先に述べた通り、植物を活性化させる液状複合肥料であり、ホルモン剤ではない。なお、万一カビが発生しても、効能には問題がないとメーカー担当者は言う。
「グリーンビューターA」を使用し、イチゴ「雷峰」の高設栽培に取り組んでいる農業生産法人(有)サンモリヤの吉岡冶市代表は、「定植後に「グリーンビューターA」を使用すると次ぎの花が成りやすい。福島の関連施設でも使ってみたが、2月から6月まで実が成りっぱなしだった。安全栽培で安定供給が図れる」と高く評価する。 また神奈川県横浜市で、小松菜の露地栽培をしている松野厚司さんは「発育が早くて葉に厚みが有る。色つやの良い高品質の小松菜が収穫できた。安全な作物であることが一番大切だが、早期安定出荷が見込め、増収につながる」と「グリーンビューターA」に信頼を寄せる。
この商品についての問い合わせは、TEL045-331-7703(担当・水木・橋本)まで。 |
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(2005.3.4) |
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