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アグリビジネス業界ニュース |
私がオープンしたいレストランで巣立ち 《JFCS》 |
ジャパン・フードコーディネーター・スクール(藤原勝子校長、以下JFCS)の卒業論文ともいえる卒業制作展がこのほど、東京都渋谷区の服部学園で行われ、「食の仕事。夢にかける」フードビジネス・コーディネーターたちが巣立っていった。 JFCS13期の卒業生は88名。フードビジネスのプロを目指す若者たちが、それぞれ「自分たちが作りたいレストラン」を企画。1年をかけて、知恵を出し合い、かつ試行錯誤を重ねながら全力で取り組んできた。 卒業制作展は、店舗のイメージディスプレイとメニュー制作に取り組んできた総決算だ。 チームは、(A)なごみ商店(クライアント:セブンイレブン・ジャパン)、(B)コーラルリーフ(バーニーズジャパン本社)、(C)E−mail(アディダスジャパン)、(D)ル・トラン・デバー(マルキヘニー・カンパニー)、(E)エステーナイン(ナイキジャパン)、(F)F・T・E(スウォッチ・グループ・ジャパン)、(G)FULL PIUS(ボーネルンド本店)、(H)Aara&I.inc(ルイヴィトン・ジャパンカンパニー)、(I)red seeds company(サカタのタネ)、(J)スーブニール(東京トヨタ自動車)の10チーム。 審査の結果、金賞である服部(幸應)賞に輝いたのは、9名からなるIチームのred seeds company。サカタのタネが提供したあじわいきゅうり「フリーダム」、王様トマト、ベーターキャロットで創意工夫した。 リーダーの山中健司さんは、「野菜の美味しさを伝えるには生育、収穫、食すことに慈しみをもつことだとおもいます。大地と緑と空間の全てをレストランに表現しました」という。 JFCSは、本年度の卒業生を含め約1200名を世に送り出した。藤原校長は、「現在、食育は誰が、どこで、どのように取り組むかが問われています。企業と教育現場が一丸となりサポートしていくことが大切であり、これを継続していくためには循環ビジネスモデルの構築が重要」だと語っている。
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(2005.3.31) |
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