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アグリビジネス業界ニュース |
大きく育てる『コリウス ゴリラ』が新登場 《サカタのタネ》 |
(株)サカタのタネ(高橋英夫社長、横浜市都筑区)が友の会会員向けに発行している『園芸通信』4月号では、『カラーリーフが今人気 コリウス』を特集した。大きく育てる『コリウス ゴリラ』も新登場し、「コリウス」ファン必見の一書と思える。 「コリウス」は、非耐寒性の一年草で、学名はソレノステモン スキュテラリオイデス(またはプレクトランサス スキュテラリオイデス)。シソ科。園芸上は、旧学名「コリウス ブルメイ」。日向でも半日陰の庭でも育ち、タネからまいても夏秋に葉の色、形、模様の変化を楽しめるトロピカルなフォリエシプラント(葉もの植物)。 1853年、広く植えられていたジャワから英国に紹介されたのが始まりといわれている。鉢植え、庭植え、寄せ植えと、いろんな楽しみ方がありチャレンジしてみたい。お気に入りの株は、挿し木もできるという。 文を書いたのは、サカタのタネのOBであり、現在米国ハワイ州・マウイ島でエンチャンティング・フローラル・ガーデンを経営する武田和男さん。「今日、ハワイをはじめ全米のガーデンセンターではトロピカルで鮮やかな葉色のコリウスの苗が売られ、人気を集めている」という。 同ガーデンでは、鮮やかで美しい模様品種を集めて、枝変わりや実生(みしょう)から選抜したオリジナル品種も生まれている。 一方、このほど新登場した『コリウス ゴリラ』は、サカタのタネが発売した大型新品種。最大の特徴は、従来の「コリウス」とは比べものにならないほど葉が大きく丸葉であるという点。 同社の牧住真紀子さんが解説しているが、「発芽や生育適温などの基本的な特性は通常のコリウスと同様ですが、発芽後の生育が旺盛なため、鉢上げまでの期間を従来品種と同じ感覚でいると、苗が混み合って徒長してしまい、間伸びしにくい性質が生かせないので注意が必要」という。 『コリウス ゴリラ』にはモザイク、グリーン、レッド、ローズ、スカーレットの5色があり、2004年度のアメリカのパックトライアル・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。その『コリウス ゴリラ』シリーズは、さきの『日本フラワー&ガーデンショウ』でも出展され、来場者から人気を呼んでいた。 『園芸通信』についての問い合わせ・・・サカタのタネ 通信販売部 電話045−945−8824
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(2005.4.6) |
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