農業協同組合新聞 JACOM
   
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ミニトルコギキョウ初お目見え 青山フラワーマーケット7店舗に
《サカタのタネ》

清楚感が人の心を惹きつける
清楚感が人の心を惹きつける
 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)では、花径約3cmで親指サイズほどの世界最小クラスの極小輪一重咲きF1品種のミニトルコギキョウ『プティフル』3色3品種の育種に成功したが、早くも5月24日には「青山フラワーマーケット」7店舗に初お目見えした。
 ミニトルコギキョウ『プティフル』シリーズは、種間雑種ではなく園芸品種であるエウストマ・グランディフロルムのみから育成されたF1品種。サカタのタネのトルコギキョウの特長である花弁の厚さや花茎の硬さを実現したもので、花持ちの良さも併せ持っている。
  花色は、トルコギキョウの中でも人気の定番色『イエロー』、『ホワイト』、『グリーン』の3色をラインナップした。日常のキッチンやテーブルフラワーからブライダルブーケまでさまざまに楽しめるほか、極小輪の花形の特長を生かしたフラワーアレンジメント用の新素材としても幅広い使い方ができる。
グラス、キッチン、ダイニングそれぞれで2つのアレンジをした
グラス、キッチン、ダイニングそれぞれで
2つのアレンジをした
 『プティフル』には、「小さなお菓子」という意味がある。サカタのタネとフラワーショップ「青山フラワーマーケット」を多数店舗展開する(株)パーク・コーポレーション(井上英明社長、本社:東京都港区)とのタイアップにより、ネーミング公募し決定した。
  「青山フラワーマーケット」は現在43店舗あり、今回のテーマである「ライフスタイルブーケ」は2000年から展開しているもので、各店舗がそれぞれ地域密着型の提案を行っているところに特色がある。絶えず「産地ブランドを大切にし、産地・生産者の顔が見えるを重視」(コミュニケーション開発室の深海麻衣さん)している。また、顧客に対する情報発信も的確に行われ、例えばメールマガジンの配信数は4500に上っている。
花に情熱を傾ける田野崎幸(みゆき)さん
花に情熱を傾ける
田野崎幸(みゆき)さん
 今回の『プティフル・シリーズ ライフスタイルブーケ販売キャンペーン』は、5月24日〜29日の6日間、赤坂見附、吉祥寺、大泉学園、仙川、横浜ルミネ、町田ルミネ、多摩センターの7店舗で行われた。「グラスブーケ」、「キッチンブーケ」、「ダイニングブーケ」、「エントランスブーケ」、「リビングブーケ」の5カテゴリーで行われ、各店舗とも好評だったという。
  取材した赤坂見附店の田野崎幸店長は、「小輪の花形が今までのトルコギキョウにはなかったもので、花びらがしっかりしていて1枚1枚が硬めなため使いやすくアレンジに向いています。プティフルをひきたてるグリーンをセレクトしてアレンジしてみました」という。
(2005.5.31)


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