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メダリオン・オブ・オナーを受賞 園芸界の殿堂入りに匹敵する名誉
《サカタのタネ》

授賞式での須田専務(左)とAAS事務局長のノナ・コイブラさん(右)(7月29日、米国イリノイ州シカゴにて)
授賞式での須田専務(左)とAAS事務局長の
ノナ・コイブラさん(右)
(7月29日、米国イリノイ州シカゴにて)

 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)の須田o一郎専務(62歳)はこのほど、長年にわたる数多くの園芸界への献身が認められ、2005年度オール・アメリカ・セレクションズ(以下AAS)『メダリオン・オブ・オナー』を受賞した。
 1932(昭和7)年にアメリカで発足したAASは、花や野菜の優良新品種の選定や普及・育成者の権利保護を目的とした非営利機関で、一般園芸愛好家に対し新しい花壇材料を紹介・普及することを目的としている、もっとも権威ある業界団体。
 須田氏が受賞したAAS『メダリオン・オブ・オナー』は、世界の園芸界において大変名誉な賞と位置づけられており、野球の世界に例えれば殿堂入りに匹敵する非常に価値あるもの。授賞式は7月29日、米国イリノイ州シカゴで行われた。
 同氏は、ブリーダーとしての経験と営業で築き上げたネットワークを生かし、グローバルに受け入れられる品種の開発を数多くプロデュースしてきた。
 代表例には、野生のジニア(百日草)素材を育種開発を通じ消費者の嗜好に合った園芸品種として完成させた「ジニアプロフュージョン」があり、北米、ヨーロッパを中心にポピュラーな花の品種として広く親しまれている。

(2005.8.10)


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