農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

収益の確保に邁進 増収・増益を堅持
《電化》

 電気化学工業(株)(晝間敏男社長、本社:東京都中央区)は9日、『平成18年3月期 第1四半期業績の概況(連結)』を明らかにした。原油価格の高騰や原材料価格の上昇が収益を圧迫し大きな懸念材料となるなか、増収・増益を堅持した。
 同社グループは、業容の拡大と収益の確保に邁進している。この結果、第1四半期の売上高703億2300万円(前年同期比13.7%増)、営業利益49億9700万円(同7.8%増)、経常利益44億350万円(同12.9%増)、当四半期純利益28億8400万円(同29.9%増)となった。
 無機系素材事業を見ると、石灰窒素・ようりんなど肥料はほぼ前年同期並に安定的に推移したが、無機化学品は販売価格の是正もあり増収となっている。セメントは、公共投資縮減の鈍化や主要販売地区の新潟地区での災害復興需要などにより販売数量が伸長し増収となったが、特殊混和材はほぼ前年同期比並に留まった。

図表・事業の種類別売上高・電化
(2005.8.10)


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