『第2回東京国際フラワーEXPO IFEX』(主催=JFMA:日本フローラルマーケティング協会・リードエグジビションジャパン(株))が10月20日〜22日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。IFEX(アイフェックス)は、商談専門の展示会で2回目。
出展は生産者、種苗メーカー、市場、仲卸・資材卸、加工業者、輸入商社、花材・包装資材メーカーなど25カ国・455社におよんだ。一方、来場者も生産者・JA、小売業、植物園・造園業など多岐にわたり、前回に比べ10%増の約2万3000名が来場した。
会場を一段と盛り上げたのが「なにわ花いちば」の共同ブース。大塚化学(株)、JA全農大分、JA全農長野、JA全農和歌山、JA津南町、ホクレンなどが切り花を中心に出展した。大塚化学(株)は、切り花ながもち液『美咲ファーム』を前面に出した。
旭硝子グリーンテック(株)は、世界最先端のフッ素系温室被覆資材「エフクリーン」を中心に出展した。耐候性、光線透過性、防汚・滑雪性に魅力がある。アリスタライフサイエンス(株)は、カーラの新品種『ホットチョコレート』を中心にブースをまとめた。(株)サカタのタネは、トルコギキョウとミニヒマワリの『小夏』などをアピールした。
出展者の声を集めてみると、「生花店の方々のご意見を直接聞くことができた」((株)サカタのタネ)、「マーケット情報がいち早く頂ける」(アリスタライフサイエンス(株))、「消費者ニーズを改めて捉えることができた」(旭硝子グリーンテック(株))、と確かな感触を掴んだようだ。
なお、『第3回東京国際フラワーEXPO』は2006年10月19日〜21日の3日間、会場を幕張メッセに移して1.5倍の規模で行われる。
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「なにわ花いちば」の共同ブースから
(10月22日、ビッグサイト) |
カーラの人気が高まっている(同) |
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