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アグリビジネス業界ニュース |
サタケ・インディア設立 《サタケ》 |
現地法人化することにより、これまで法的に成し得なかった自社による現地資材調達や、据付工事業務が可能になり、従来の製品(単体機)販売からプラント販売及び営業所の設立が容易になる。 サタケ・インディア(以下SIE)の設立は、このような制約の緩和により、トータルエンジニアリング及びアフターサービスの充実をはかり、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国の略称。4カ国計で国土面積は世界の3割、人口は世界の4割を占める)の一角として、今後の経済成長が見込まれるインドの穀物・食品業界の発展に、寄与することを主たる目的としている。 SIEは、インドと周辺諸国(パキスタン、ネパール他)に、穀物・食品(米・麦・トウモロコシ・レンズ豆など)に関する機械設備・プラントの販売及びアフターサービスを事業内容としている。 主な取扱商品は、籾摺機・籾選別機・精米機・研米機・色彩選別機で、特に輸出用米の加工・選別機として利用されている。インド国内の約8000カ所の精米工場のうち、処理能力3t/h以上の大型工場(輸出米も扱う)は、約1600カ所で大半が小規模工場だが、昨今の経済成長を受け、国内消費向け小規模精米工場でも、品質改善などへの意欲が高まってきている。 SIEでは、現地法人化に伴う業容拡大のため、スタッフの増員(現在14名)や、インド南部と中部にそれぞれ年内に営業所を設立する予定であり、06年度20億円の売上を目指す。 今後、代理店の増強や製粉分野への進出なども計画しており、インド市場への積極的な展開を図る方針だ。 |
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(2006.3.6) |
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