| サタケ九州支店（福岡市博多区）は４月11日〜12日の２日間、久留米地域地場産業振興センターにおいて『第二回お米の未来展ー応援します！売れる米づくりー』と題した展示会を開催した。同展には、昨年の2倍を超える620名余が来場し、盛況を極めた。
サタケ九州支店の主催によるもので、生産地の担い手・加工業者・流通業者など幅広い顧客に、サタケとして「売れる米づくり」を支援させてもらう目的で企画したものだ。
展示会では、乾燥・調製機関連、精米機関連、検査機器関連などの機械設備を数多く展示・実演したほか、「胚芽米」や「マジックライス」などの付加価値商品も展示した。展示会場で、乾燥調製機械から炊飯機器までの設備を全て観られるということで、熱心に見学し、係員に質問する姿も見受けられた。
また、「米炊き名人」の三好敏弘氏による講演「炊飯クレーム解決法」のほか、田中養鶏場の田中耕治代表による講演「米の苗作りから販売まで」、食品卸会社ベストアメニティ（株）の簑田一友取締役による講演「雑穀米成功の理由」、サタケ技術者による乾燥・籾摺及び精米技術の講習会が行われ、いずれも盛況だった。
サタケ九州支店の久保田支店長は、「農家に元気になってもらいたい、売れる米作りに何とか協力したい、という思いで開催した。これからもサタケの総合力を活かし、農業の担い手や加工・流通部門などの幅広いお客様の支援を行いたい」と述べた。
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