美味しさと栄養を両立させた話題の無洗米「金芽米」の販売で知られるトーヨーライス(株)(雑賀慶二社長)は、5月23日、トリノオリンピック金メダリスト荒川静香さんを招き、新高輪プリンスホテルで「金芽米」新商品記者発表会を開催した。
発表会の冒頭、雑賀社長は、金芽米は「美味しさと健康を両立させたものであり、亜糊粉層の活性度が高く、活きた米である」ことを説明した。また同社の藤嶋副社長は、金芽米シリーズ全体(ベストセレクト・ゴールドセレクト・特撰)の市場規模について、小売で60億円余(来春3月末)の販売を見込んでいると語った。
「金芽米ゴールドセレクト」は、先行販売されている「金芽米ベストセレクト」よりワンランク上の食味を追求し、「旨味」「粘り」「つや」など、コメの美味しさが際立つ高品質な原料を厳選した製品として、5月24日より販売される。
この「金芽米ゴールドセレクト」は、同社がJOCオフィシャルパートナーとして、トリノオリンピック日本代表選手団に345kgを提供、追加要請があるなど好評を得た米だ。同社の推定では、ご飯茶碗で5000杯余になるという(一杯約80g換算)。
当初は、平成18年産米の収穫が始まる秋からの販売を予定していたが、荒川静香選手の金メダル獲得による金芽米の知名度上昇と、消費者からの同製品に関する問い合わせが激増したことを受け、販売時期を早めたものだ。
記者発表で荒川静香さんは「金芽米で有名になった荒川静香です。競技前も、本当に金芽米を食べていました。得意料理はないが、好きなモノを作るので失敗も無い。手料理を食べさせたい人は両親」と挨拶し、会場の笑いを誘った。また、荒川静香さんには、雑賀社長から、一生分の「特撰金芽米」が贈呈された。
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中央は荒川選手が試合前に食べた食事 |
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