サタケは9月7日、「サタケ東北ショールーム」(岩手県北上市)で、東北地方で初めての「お米の学校」を開催した。当日は、地元北上市の煤孫(すすまご)小学校5年生の子供たち22名が参加し、お米の学習と籾摺り・精米実習のほか、ショールーム見学や東北佐竹製作所の工場見学を行った。
「お米の学校」は、食育支援活動の一環として、昨年8月からサタケ広島本社で実施し、好評を得ているが、今回、広島本社以外で初めて開催された。
内容はスライドを使った座学(栽培から食卓に上がるまでの米に関する学習)と、体験実習(籾摺り・精米体験、米飯試食)を行った後、ショールームに展示してある農家用乾燥機や籾摺機などの見学を行い、最後に東北佐竹製作所で、実際に、乾燥機や籾摺機などが組み立てられている生産ラインを見学した。
参加した小学生からは、「お米が乾燥から始まって、どのように白米になるのかが、良く解った」、「籾摺り実習が楽しかった」、「マジックライス(乾燥米飯)が美味しかった」などの声が聞かれた。
「サタケ東北ショールーム」では、9月下旬にも同市内の小学生を対象に、第2回、第3回の「お米の学校」を開催する予定でおり、10月以降も要望に応じ実施する意向だ。
「サタケ東北ショールーム」の「お米の学校」に参加希望者や、この件に関する問い合わせは、サタケ東北支店(TEL:0197-64-0111,担当高橋)まで。
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(左から)「お米の学校」の座学・籾摺りと精米実習・工場で生産ラインを見学 |
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