農業協同組合新聞 JACOM
   
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化学品事業が伸長 米国では在庫調整
《日本農薬》

 日本農薬(株)(大内脩吉社長、本社:東京都中央区)はこのほど、『平成18年9月期第1四半期財務・業績の概況(連結)』を公表した。中核事業において、他の四半期に比べ相対的に売上高、利益ともに低い水準に止まる季節的要因がある。
 セグメント別に見ると、化学品事業が国内農薬製品販売、原体販売および医薬品その他分野が売上を伸ばし、前年同期対比増収となった。
 ただし、連結対象である米国農薬販売子会社・ニチノーアメリカインコーポレーテッドが在庫調整などで販売が遅れている一方、品目の登録作物拡大に係わる研究開発費など諸経費が増加し、売上、利益ともに前年同期を下回った。
 この影響により、グループ全体として前年同期比減益となっている。工事事業、サービス事業は概ね計画通り売上、利益とも前年同期並。
 これらの結果、第1四半期におけるグループの連結業績は、売上高54億4900万円(前年同期比1億2700万円増)、営業利益▲5億7400万円(同9700万円減)、経常利益▲6億4200万円(同1億100万円減)となり、固定資産減損額6億5300万円を今期特別損失として計上したことにより、当四半期純利益は▲8億1900万円(同4億3800万円減)となった。

経営成績(連結)の進捗状況
(2006.2.22)


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