農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

売上高2080億円を達成 中核事業に資源を集中
《バイエル》

重点製品に焦点当てた戦略で
 バイエル(株)(ミヒャエル ポートフ社長、本社:東京都千代田区)は4月11日、日本のバイエル(注)2005年度業績を発表した。
 それによると、売上高は2080億円(対前年比107%)と顕著な動きを示した。事業別に見ると、ヘルスケアは医療用医薬品が好調に推移し1010億円(同105%)を達成した。一方、農薬関連は380億円(同90%)にとどまった(別掲記事参照)。素材科学は、690億円(同123%)と大幅な伸長を見せている。
 「世界のバイエルグループにとって、とても大きな意味のある一年となった」、とポートフ社長は2005年を振り返る。ランクセス社のフランクフルト証券取引所上場を果たし、グループの組織再編を完了させた。ヘルスケア、農薬関連、素材科学からなる新体制を構築し、今後は中核事業の成長と発展に経営資源を集中させていく。
 (注)バイエル(株)、バイエル薬品(株)、バイエル メディカル(株)、バイエル クロップサイエンス(株)、住化バイエルウレタン(株)、スタルク ヴイテック(株)、ディーアイシー バイエル ポリマー(株)の7社。

事業グループ別の売上高の推移・バイエル

(2006.4.12)


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