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主力の水稲用除草剤が伸長 経常は前年同期比44.2%増
《クミアイ化学》

 クミアイ化学工業(株)(望月信彦社長、本社:東京都台東区)はこのほど、『平成18年10月期第3四半期財務・業績の概況(連結)』を公表した。主力の水稲用除草剤が伸長し、損益面では売上の増加を受け、経常利益は前年同期比44.2%増となった。
 グループの連結売上高は318億100万円で、前年同期比6億1400万円(2.0%)の増を確保した。
 これを受け、損益面では営業利益が11億5400万円で、前年同期比2億9100万円(33.7%)の増、経常利益は13億9900万円で、前年同期比4億2900万円(44.2%)の増となっている。
 四半期純利益は、2億4300万円の減損損失を計上したものの6億6900万円で、前年同期比1億5300万円(29.6%)の増となった。
 ポジティブリスト制度の施行のもと、農業指導者および生産者に農薬使用への戸惑いが一部みられたものの、同社では全社員あげて普及・指導に当たった。系統の流通在庫率が問われるなか、こと同社の「我慢・ねばり」が評価に値すると思える。

(2006.9.20)


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