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奥富一夫氏 |
農薬工業会(窪田隆一会長、本部:東京都中央区、78会員)はこのほど、理事会において同会のいっそうの活動強化に向けた重点課題への迅速な対応方針を承認した。優先すべき重点課題に対して、いかに迅速かつ効果的に実践していくかを審議したもので、詳細については今後詰めていく。
また、理事会では新常勤専務理事に前横浜植物防疫所長の奥富一夫氏を選出した。玉川寛治専務理事は、緑の安全推進協会の業務に専心する(12月1日付け)。奥富氏の「明晰さとともに温厚、しかも持ち前の明るさがある」といった業界評に期待したい。趣味は、カミキリ虫など甲虫類の収集や家庭菜園など多彩。「アグロ虫の会」会員。
【奥富一夫(おくとみ かずお)氏の略歴】
▽昭和25年生まれ、本籍・神戸市、56歳。静岡大学大学院農学研究科卒
▽昭和51年4月・農林技官行政職(植物防疫課)
▽55年3月=技術会議事務局総務課国際協力斑企画係長
▽58年6月=農薬検査所毒性検査課作業安全係長
▽60年4月=同検査第一部毒性検査課検査管理官
▽63年8月=農蚕園芸局植物防疫課課長補佐
▽平成4年8月=同普及教育課課長補佐
▽7年4月=農薬検査所検査第一部企画調整課長
▽10年4月=横浜植物防疫所調査研究部統括調査官
▽同11月=農蚕園芸局検疫対策室長
▽13年9月=神戸植物防疫所所長
▽16年7月=横浜植物防疫所所長
▽18年12月1日=農薬工業会常勤専務理事就任
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