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世界らん展2006 大賞は藩 世英さんの「ラブリー」
《東京ドーム》


 洋蘭、東洋蘭、日本の蘭など世界各地のさまざまなジャンルの蘭を一堂に集めた“世界の蘭のフェスティバル”『世界らん展日本大賞2006』(主催:同実行委員会)が、2月18日〜26日の9日間、東京ドームで開催されている。
 今回で16回目を迎えた『世界らん展日本大賞』。開催期間中に毎回40万人を超える入場者数にのぼり、出展される蘭の株数やアイテムの種類、スケール、作品のレベルなどにおいて、質量ともに世界に比類のない蘭の祭典となっている。ちなみに、15回の延べ入場者数は約630万人にのぼる。
藩世英さん

 今年の日本大賞には、宮城県刈田郡蔵王町の藩世英(ばん せいえい)さん(50歳)が出展したマスデバリア属ツアカウ キャンディー種の「ラブリー」が選ばれた。藩さんの職業はペンション経営。「ラブリー」は、そのペンションの名前に由来している。
 受賞の喜びを「感無量です」と語る藩さん。アンデスに自生する原種同士の交配で株全体に100輪を越える花をまんべんなくつけた作品。「もともと暑さに弱い品種で、管理には十分気をつけて、らん展に照準を合わせてベストなコンディションにもっていった」という。



世界らん展入場者数の推移

(2006.2.23)


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