農業協同組合新聞 JACOM
   
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7大学に研究助成金を支給
《サタケ技術振興財団》

 (財)サタケ技術振興財団(東広島市・佐竹利子理事長)は、広島県内の7大学14名の大学研究者に研究助成金を、また県内の大学より推薦を受けた4名の留学生に奨学金の支給を決定した。
 この事業は、高度な技術開発を振興し、創造性豊かな人材を育成することを目的に、毎年理工系・生物生産系の研究分野における研究者及び県内で学ぶ留学生に対して実施しているものだ。本年の研究助成金支給大学は、広島大学・県立広島大学・広島市立大学・広島工業大学・広島国際学院大学・福山大学・近畿大学工学部の7大学。
 サタケ技術振興財団は、1984年3月に設立され、本年が23期目となる。これまで累計で239名の大学研究者及び60名の海外留学生に対し1億8400万円の研究助成(奨学金含む)を実施してきた。
 また、昨年1月には、沖縄県石垣市に、地域振興や植物学の発展に貢献することを目的に、「ヤエヤマヤシ」と世界のヤシを集めた「佐竹利彦 椰子記念館」を開設してきた。
 同財団は、今後も技術開発の振興、人材育成の支援、植物学研究の奨励などを積極的に行っていく考えだ。

(2006.5.10)


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