世界のバラと美しいガーデニングを紹介する国内最大規模の祭典『第8回国際バラとガーデニングショウ』が、5月19日〜24日の6日間、所沢市のインボイスSEIBUドームで開催されている。展示面積1万4000m2全てがバラ色に染まっている。
今回のテーマは「英国流 庭のある暮らし」。ロンドン・シティガーデンから郊外の正統派イングリッシュガーデンまで、ナチュラルで豊かな花々につつまれた英国の庭文化の魅力があますところなく紹介されている。
本ショウでは、「バラの神様」と呼ばれるピーター・ビールス氏による香りのオールドローズ・アベニューが入場者をやさしく迎え、「色の魔術師」と呼ばれた英国式庭園の基礎を築いた園芸家・ガートルード・ジーキル女史が織りなした色彩豊かなガーデンを、ガーデンデザイナーの吉谷桂子氏と吉谷博光氏がともに表現するなど多彩。
また、「趣味の園芸」キャスター・柳生真吾氏率いる「柳生真吾とSHUMIENガーデナーズ」らによるロンドン・シティガーデンやケイ山田氏らガーデンデザイナーが参加し、祭典を盛り上げている。
1999年から開催されている『国際バラとガーデニングショウ』。21日の日曜日、天候にも恵まれた会場には家族連れや女性グループなどを中心に溢れんばかりのバラのファンがかけつけた。入場者数は、本紙予測で昨年を大幅に上回るものと思われる(グラフ)。
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花の女王であるバラのファンは、圧倒的に女性が多い(5月21日、インボイスSEIBUドームにて) |
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