農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

平成18年9月期決算発表
《丸山製作所》

 (株)丸山製作所(内山治男社長)は、このほど平成18年9月期(平成17年10月1日〜平成18年9月30日)の連結業績を発表した。
 それによると、景気はゆるやかな回復基調にあるものの、同社グループの主力事業である農林業用機械部門では、天候不順などにより昨年を下回る見込みの水稲作況や、米価の低迷など、厳しい事業環境にありるが、国内では顧客ニーズに対応した新製品の発売と全国的なキャンペーンの展開、地域に密着した販売活動の展開などに注力してきた。
 一方、輸出ではユーロ・米ドルに対し円安傾向で推移する中、海外での低価格製品に対応した新製品の投入により、新たな販路の開拓、拡販に取り組んできた。
 その結果、同社グループの国内販売は、224億7100万円と前期並となったが、海外売上高が75億4000万円(前期比6.1%増)と増加した結果、国内外の売上高合計は300億1100万円(前期比1.7%増)となった。  利益面では同社グループ全体でコスト削減に取り組んできたが、原材料高騰、原油高による物流費などの増加もあり、経常利益は2億7200万円(前期比49.1%減)となった。
 次期の連結業績予想では、売上高315億円(前期比5.0%増)、経常利益5億円(前期比83.4%増)、当期純利益3億円(前期比107.7%増)を見込んでいる。

(2006.11.20)


社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。