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| アグリビジネス業界ニュース |
| 環境先進県「滋賀」でＢＧ無洗米３tラインを増設 《パールライス滋賀》 |
同精米工場では、平成11年にＢＧ無洗米機1ｔ型を2基設置しており、今回の3ｔ型の増設により、1時間当たり5ｔを加工できる大型無洗米工場となった。 滋賀県では、高度成長に伴い、琵琶湖の水質汚濁や富栄養化がすすんだことから、昭和54年には、独自に工業排水と家庭用排水を厳しく規制する琵琶湖条例を制定するなど、他自治体に先駆けて水質保全対策を行ってきた。そのため県民の環境保全に対する意識は非常に高いものがある。 それだけに、「省エネ」、「無添加」により環境性及び安全性に優れ、かつリン、チッソを大量に含むとぎ汁を全く出さないＢＧ無洗米が登場してからは、県下の一般消費者だけでなく、企業給食や外食産業でも積極的な導入が進んだ。 特に、平成9年6月に滋賀県と日本経済新聞社の主催で、「現在のライフスタイルをエコライフ型に転換していくこと」を目的として創設された「第1回エコライフびわ湖賞」においてＢＧ無洗米が最優秀賞を受賞したこと、さらには平成11年に、同社はＢＧ無洗米機導入し、活発な営業を展開したこともあり、ＢＧ無洗米の需要増に拍車がかかった。 同社では、今後もＢＧ無洗米の需要が大きく伸びていくことが予想されるため、従来の時間当たり2ｔの生産能力では、需要に対応できないと判断し、この度の増設に踏み切ったものだ。 これでＢＧ無洗米工場は、全国で56工場、81ラインとなった。 ◎（株）パールライス滋賀の主な設備内容
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（２００７.８.９） |
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