| 特定非営利活動法人全国無洗米協会（東京都中央区銀座：増島博理事長）は、11月14日に東京・浜離宮朝日ホールにおいて、消費者を対象にした無洗米セミナー「ここまで進化した無洗米」を開催した。会場には事前に参加申込をした消費者270名が来場、無洗米に対する関心の高さが伺われた。
第一部の基調講演では、京都大学大学院人間・環境学科研究科教授の森谷敏夫氏が「健康・長生き 秘訣はごはん」をテーマに、ご飯を中心にした食生活と運動の大切さを力説した。関西弁を交えた軽妙な話しぶりと、データに基づいた説得力のある内容に、参加者は引き込まれた様子だった。
第二部は、全国無洗米協会事務局が、パワーポイントを使った画像・グラフなどで、無洗米の使用状況、今後の購入意向、付加価値のあるお米とは、など「無洗米最新事情」を説明した。その後、「いろいろな分野で注目される無洗米」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
コーデネイターはフリージャーナリストの山本加津子氏、パネリストには甲南女子大学の奥田和子名誉教授、東京ガス「食」情報センター主幹の三神彩子氏、全国無洗米協会理事長・東京農業大学客員教授の増島博氏、第一部で基調講演をした森谷敏夫教授が加わり、無洗米の環境負荷低減効果やエコクッキングと無洗米、付加価値のある無洗米の健康効果など、それぞれの分野で無洗米がどのように評価され、注目されているかを語った。
展示コーナーでは、無洗米の製造方法や環境効果、年齢別にご飯を食べる適正量、無洗米を使うことで出来るゆとりの時間で、野菜料理をもう一品つくる「ラクなのに、エコで豊かな食卓を！」の提案パネルなども展示、管理栄養士の兵井志保氏の説明に、熱心に聴きいる参加者の姿が見られた。
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セミナー会場風景
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パネル展示も
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