農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

3社統合で「BASFポゾリス」を発足
事業の一層の効率化を目指して
《BASF》

 BASFジャパンの建設用化学品分野における主要関連会社3社が統合し、4月1日、新たに『BASFポゾリス』が発足。事業のいっそうの効率化を目指す。
 統合するのは混和材料・建材製品の開発・生産のリーディングカンパニーであるエヌエムビー、コンクリート用化学混和剤で国内トップサプライヤーのポゾリス物産、建材システム製品販売を手掛けるBASFコンストラクションシステムズの3社。
 新会社は、BASFとのシナジー効果を最大限に発揮しながら社会的要望に幅広く対応し、より付加価値の高いサービスを提供していく。
 BASFは、昨年7月、建設用化学品分野での市場競争力を高めるため、独デグサ社の建設用化学品部門を買収するなど、積極果敢な攻勢が目立つ。
【新会社BASFポゾリスの概要】
 本社:東京・港区 代表取締役社長:渡辺俊夫 コンクリート用混和材料・建材製品の開発・生産、混和剤システム製品および建材システム製品の販売が主な事業。資本金は45億1000万円で、BASFジャパンの全額出資。社員数は約400名で、生産拠点は全国18か所におよぶ。

(2007.3.8)


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