ダウ・ケミカル日本(株)(神永剛社長、本社:東京・品川区)は3月16日、ダウ・ケミカル本社の経営体制および事業部門の刷新を発表した。
経営体制の刷新では、5名から構成される経営執行委員会を新たに発足。同委員会は、ダウの戦略的方向および投資案件の優先順位の決定、全社的な方針の策定、財務および業績指標の設定などを行う。
事業部門の刷新は、同社のグローバル事業構成の見直しに着手したもの。新設の6事業部門および既存の2事業部門からなる8事業グループが、それぞれ8名の社長のもと、再組織された。担当事業の戦略遂行と短期・長期にわたる財務目標の達成責任者となる。
【経営執行委員会・5名】
▽アンドリュー・リバリス会長兼CEO(最高経営責任者)▽ジェフリー・マーツァイ執行副社長兼CFO(最高財務責任者)▽ロメオ・クラインバーグ執行副社長、機能製品事業担当▽ハインツ・ホーラー上級副社長、戦略開発および新規事業担当▽マイク・ギャンブレル執行副社長、基礎製品事業担当
【8事業部門と社長名】
◇基礎プラスチック/ジム・フィッタリング◇基礎化学品/アール・シップ◇ポリウレタン/パット・ドーソン◇高機能ポリマーおよびラテックス/ピーター・デイビズ◇エポキシおよび中間体・特殊化学品/パトリック・ホー◇特殊プラスチック/ジョージ・ビルツ◇ダウ・アグロサイエンス(既存)/ジェローム・ペリベール◇ハイドロカーボンおよびエネルギー(既存)/ホアン・ルチアーノ
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