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売上が前年比19.1%増 農薬は366億円を堅持
《バイエル》

ミヒャエル・ポートフ日本のバイエル社長(上) 農薬事業を舵とるジョン・グレイ バイエル クロップサイエンス社長(下)
ミヒャエル・ポートフ
日本のバイエル社長
(上)
農薬事業を舵とる
ジョン・グレイ 
バイエル
クロップサイエンス社長
(下)
 バイエル(株)(ミヒャエル ポートフ社長、本社:東京・千代田区)はこのほど、2006年度(1月〜12月)の日本のバイエルグループ7社の業績が売上ベースで前年比19.1%増の1977億円を記録したと発表した。
 グループ別に見ると、ヘルスケア事業はシェーリング社との統合もあり前年比37.1%増の1138億円を達成。農薬関連事業は事業の売却があったものの前年比3.2%減の366億円を堅持した。
 農薬事業の売却は世界戦略の一環で、殺虫剤「ディプテレックス」および「アージラン」の売却、日本では殺虫剤「バシレックス」の譲渡、また、植物成長調整剤「トマトラン」の販売を中止した。
 このような環境のもと、農薬事業では「アドマイヤー」、「シルバキュア・オンリーワン」、「イノーバ」、「バスタ」などの主力剤、および最近上市した「キラップ」「ブイゲットアドマイヤースピノ箱粒剤」などを中心にいっそうの販売促進を展開した。
 また、エンバイロサイエンス事業部門は既存品の積極的な販売・普及に努めるとともに、「ユキスター」、「アジェンダフォーム」などの新規剤の上市を行い、売上・利益ともに前年比10%増を達成している。

日本のバイエル2006年度主要データ(単位:100万円)
(2007.4.18)


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