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アグリビジネス業界ニュース |
新「三共アグロ」の誕生へ 研究、製・販機能を一体化 《三井化学》 |
三井化学(株)(藤吉建二社長)はこのほど、農業化学品事業の経営基盤を拡充・強化するため、子会社である三共アグロ(株)(窪田隆一社長)と三井化学クロップライフ(三戸康弘社長)を2007年10月1日に統合すると発表した。新会社名は「三共アグロ」。 既に、子会社の「三共アグロ」は、本年4月より三井化学グループとして新たにスタートしている。三井化学クロップライフと完全統合することで、研究、製・販の三井化学グループの製剤事業に係わる全ての機能が新「三共アグロ」に集中される。 これにより、三井化学と新「三共アグロ」は、それぞれが所有する知識・ノウハウを有機的に共有するとともに、路線の敷かれた戦略を具現化することで農業化学品の事業規模および収益の拡大をはかっていく。11月に誕生する新「住友化学」グループに次ぐ、農薬第2グループが誕生することになる。 新「三共アグロ」の社長には、窪田隆一(現三共アグロ社長)氏が就任する。資本金3億5000万円。三井化学の100%出資で、統合時点での従業員数は約550名。年商も約400億円に達する。「食の安全・安心」、「環境づくり」への貢献を目指す。 なお、三井化学の長期経営目標には機能材料、先端化学品、基礎化学品の3つの事業ポートフォリオがある。基軸となる先端化学品事業は、農業化学品、ビジョンケア・触媒など領域が広く、「今後も更なる拡大・成長を目指していく」(三井化学CSR・広報部)としている。 |
(2007.7.30) |
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