農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

大阪・福岡2支店を移転 着々と進む拠点体制固め
《三共アグロ》

 三井化学クロップライフと統合し、10月1日に新たなスタートを切る新生「三共アグロ」(窪田隆一社長)の拠点体制固めが着々と進んでいる。
 特に注目されていたのが支店網・営業拠点体制の整備で、このほど大阪(厨子彰英支店長・9月3日)、福岡(三坂克彦支店長・9月10日)2支店の移転が固まった。多様化する消費者ニーズに応えるために、よりいっそうの川下戦略の拡充を加速させる。
 三井化学と新生「三共アグロ」は、それぞれが持っている知識・ノウハウを有機的に連携させ、拓かれた戦略を具現化することで農業化学品の事業規模および収益性の拡大をはかっていく。
 10月1日スタートの新生「三共アグロ」。11月1日にはこれも新生の「住友化学」が誕生し、180度路線変更のジェネリック農薬の市場投入が噂されている。アリスタライフサイエンスやダウの行方も気がかり。さらに住友、三井に続く第3グループの構築も水面下では進んでおり、まさに「農薬事業秋の陣」が到来する。

〈新大阪支店〉
〒550−0004
大阪市西区靱本町1−11−7 信濃橋三井ビル8階
電話(06)6446−5201 FAX(06)6446−5211

〈新福岡支店〉
〒810−0001
福岡市中央区天神2−14−13 天神三井ビル8階
電話(092)718−0560 FAX(092)718−0565

(2007.8.31)



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