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フラワー・オブ・ザ・イヤー フラワービジネス大賞も
《日本花普及センター》

サカタのタネ「ラベンダー」
サカタのタネ
「サンパチェンス ラベンダー」
ヒマワリの新たな需要開発に貢献(タキイ種苗)
ヒマワリの新たな
需要開発に貢献
(タキイ種苗)

 日本フラワー・オブ・ザ・イヤーおよび日本フラワービジネス大賞の授賞式(日本花普及センターなど主催)が12月14日、東京都千代田区の丸ビルホールで開催された。特別ゲストとして、若林正俊農水大臣夫人の若林たまみさんも駆けつけ表彰に花を添えた。
 日本フラワー・オブ・ザ・イヤーは、3部門の表彰。
 切り花部門の最優秀賞は、品目名エウストマ・グランディフロルム(トルコギキョウ)、品種名コサージュグリーン、中曽根健さん(長野県)が出品。日持ちがよく、1輪ごとに長い枝に分解できて使いやすい。
 鉢物部門は、品目名ロサ(バラ)、品種名イージーエレガンス ピンクノーム、(有)セントラルローズが出品。病気に強く、コンパクトな四季咲きのガーデンローズであることから、消費者にとって管理しやすいバラ。
 花壇苗部門は、品目名インパティエンス(インパチェンス)、品種名サンパチェンス ラベンダー、(株)サカタのタネが出品。夏の露地で容易に育てることができ、大株になるため少ない株で花壇を埋めることができる。
 いっぽう、日本フラワービジネス大賞は、花の産業分野における新品種の開発・導入および活用・普及について多大な貢献や先駆的な役割を担った企業、試験研究機関、個人や団体を表彰するもの。
 育種・生産部門は、「ヒマワリのサンリッチシリーズの育種開発」でタキイ種苗(株)が受賞した。栽培期間が45日〜70日と短く計画的に安定生産できる切り花用の品種として、サンリッチシリーズ(8品種)を育種開発し、ヒマワリの新たな需要開発に貢献した。
 流通・販売部門は、「青山フラワーマーケットの店舗展開」で(株)パーク・コーポレーションが受賞した。大都市圏や地方中核都市における拠点駅もしくは百貨店などの利便性のよい店舗(61店舗)を展開し、生活シーンごとに考えられた5種類のライフスタイルブーケという手軽に楽しめる商品開発を行い、若い世代を対象として新たな需要開発に貢献した。
 特別ゲストとして駆けつけた若林たまみさんは、「栄えある2つの授賞式にご招待を賜り、感激している。花は、技術と心がつながって育てられるものだと思います。今後も癒しと感動を与えてほしい」と、受賞者を讃えた。

若林さんを囲む受賞者
「花は技術と心がつながって」(若林さん)
若林さんを囲む受賞者
「花は技術と
心がつながって」
(若林さん)

(2007.12.18)



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