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研究成果を発表 |
財団法人サタケ技術振興財団は、3月7日、同財団より、平成18年度研究助成金を支給された、広島県内の7大学14名の大学研究者を対象に、研究成果発表会をサタケ広島本社で開催した。
今回で4回目の開催となる発表会には、13名の各大学の研究者・教員・学生と、サタケ技術本部の技術者18名が出席した。会場では広島大学と広島国際学院大学の研究成果が発表されたが、質問も飛び交うなど、盛会だった。今回の研究成果発表会では、次の2事例が発表された。
◎広島大学大学院理学研究科・江幡孝之教授「アミノ酸のコンフォメーション特異的光学反応の解明」
◎広島国際学院大学工学部バイオ・リサイクル学科・中村格芳講師「バイオマス燃料化の総合システムの開発」
18年度広島県内の研究助成金支給大学は、広島大学・県立広島大学・広島市立大学・広島工業大学・広島国際学院大学・福山大学・近畿大学工学部の7大学。
(財)サタケ技術振興財団は、1984年3月に設立されたが、これまでに累計で239名の大学研究者並びに、60名の海外留学生に対して1億8400万円の研究助成(奨学金の支給含む)を実施している。また、2005年2月には、沖縄県石垣市に、地域振興や植物学の発展に貢献することを目的に、「佐竹利彦椰子記念館」を開設した。
同財団は、今後とも財団の目的である技術開発の振興、及び人材育成の支援、植物学研究などの奨励を積極的に行っていく方針だ。
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