『2007日本フラワー&ガーデンショウ』(主催:(社)日本家庭園芸普及協会・阪本昇会長)が3月23日〜25日の3日間、幕張メッセで開催された。「花と緑に関する総合園芸ショウ」に位置づけられている。
17回を数える今年のショウテーマは、『育て、咲かせ、香りも楽しむLOHASな生活』(注)。フォーカスフラワーには「ガーベラ」が選定され、園芸愛好家はもとより若い女性層や子供たちで賑わった。
初日の開会式で阪本会長は、「花育という言葉が園芸業界はもとより一般市民の間でも聞かれるようになった。最近の世相から花と緑を愛することで、情操豊かな子供たちを育てることを唱えているもの」と挨拶し、今回のショウテーマの意義を語っている。
また、同協会が推薦するフォーカスフラワーには花もちが良く、フラワーアレンジメントに比較的多く用いられる人気の花「ガーベラ」が選定され、一大オブジェが会場内にアレンジされた。
さらに、花育!親子フラワースクール、野菜づくりを楽しもう、園芸チャリティーオークション、ガーデンマーケット、ガーデニンググッズ展示、GA(グリーンアドバイザー)によるガーデニング基礎講座などの各種イベントも人気を呼んだ。
(注)LOHAS 健康的で持続可能な生活様式、またそれを志向する市場のこと。
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今年のフォーカスフラワーは「ガーベラ」 |
携帯カメラで撮影する若い女性層が目立った |
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