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花企業のフィッシャー社を買収 花事業の大幅な飛躍へ
《シンジェンタ》

 シンジェンタ社(本社:スイス・バーゼル)はこのほど、花の育種・販売を専門とする栄養系花きビジネス企業のフィッシャー社(本社:ドイツ・ヒルシェード)の買収を明らかにした。買収価額は、約6700万ドル。これにより、同社の花事業は3億ドルを超える。
 フィッシャー社は、ペロゴニウム(ゼラニウム)のリーディングカンパニーであり、ポインセチアおよびニューギニア・インパチェンスにおいても中核的な地位を占めている。「Fischer」や「pelfi」は世界的な著名ブランドとなっており、その販売は世界20か国以上におよぶ。
 シンジェンタ社のS&G花事業は多くの自社開発製品から構成され、鉢植え・花壇用植物で業界をリードしている。2006年における同社の花事業は、約2億2800万ドルとなっている。
 今回の買収について、シンジェンタ社のロバート・ベレンデス事業開発責任者は「わが社の花戦略の実施を加速させ、世界的なリーダーとしての地位をいっそう強化することになる」と語っている。

(2007.4.9)


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