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サカタのタネ
(上)ミカン 青島温州
(下)サンパチェンス |
(株)サカタのタネ(本社:横浜市都筑区)が友の会会員向けに発行している『園芸通信』4月号では、『「おいしい」がなる、魅惑の木 家庭で育てるカンキツ類』と『昨年夏の実例から学ぶ サンパチェンス 栽培のコツ』の2テーマを特集した。
前者の文と写真は、宮崎大学農学部教授の國武久登さんが担当し、周年を通じたカンキツ類の魅力を余すところなく紹介している。イギリスでは、家庭で育てる果樹の定番はリンゴだそうだが、日本ではカンキツ類がもっともポピュラーな果樹となっており、奥が深いという。
カンキツ類の故郷は、もともとインドや中国南部のような暖かい地域とされているが、世界中に広まるプロセスで多くの品種が生まれてきた。温州ミカンは比較的寒さに強く、地味だが皮がむきやすいといったすばらしい特徴をもっている。
後者のサンパチェンスだが、昨年春、サカタのタネの画期的なニューフェイスとして登場したもので、花つきのよさと鮮やかな花の色、夏の暑さに負けない強さ、短期間で大きな株となる旺盛な生育力など、さまざまな魅力が認められ、全国各地の公園や植物園の植栽として利用されている。
なお、このサンパチェンスでは、2007年11月末を締め切りとした「株張り」と「寄せ植え・アイデア」の2部門でコンテストを開催する。
『園芸通信』への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945−8824まで。
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